いつも長くて、ゴメンね

「初心者は、最初の10本もしくは40アップを釣るまでは、
ラインは太くしておいた方がいい」
初心者は魚の扱い方を覚える上で、始めたばかりの頃は、
太いラインを使った方がいいです。トラブルも少なく、魚が
かかった時の対処方法などを覚えるのに、ラインが細いと切れ
たりすることもあるので、なるべく太いラインを使いましょう。


じゃあ、慣れてきたらどうすれば良いか?
こういう言葉があります。
バス釣りに限らず、釣りはイメージ。水中をいかにイメージ
出来るかで、上達の早さが変わってくる」
イメージするのも大切だけど、そのイメージが現実からかけ離れ
てしまうと、釣れる魚も釣れなくなってくる。
上達の早さが変わるってのは、イメージ通りの釣り方をしてるか
どうかを、わかってるかわかってないかだろうな。


太いラインってのはそれだけ表面積が大きいから、水圧のかかり方
も大きいんだろうな。計算してみればわかるってのを、ヒロ内藤さん
から教えてもらった。面積の計算程度の簡単なものだから、中学生
でも簡単にわかると思うよ。3号ラインで20mも投げたら、ハガキ
1枚分ぐらいの面積に水圧がかかってるんだっけ?こんな感じになる。
じゃあ実際に現場で感じるか?わからない人はいないハズ。
細くしても感じるか?感じます。
4lb(1号)ラインで7gのオモリをつけて、投げます。
何かの原因でオモリがなくなった時に、竿をあおってみてください。
どのぐらいの抵抗があるでしょうか?10mに満たない距離でも、十分に
竿が曲がるぐらいの抵抗がかかるでしょう。
ラインが細くても、水圧によってアタリがわからないときがある。
太すぎると、ルアーによってはわからないよね。当然です。
ルアーに合ったセッティングでやらないと、釣れる魚も釣れません。
そのセッティングがわかってないのに、道具の自慢なんてされたら、
かなりおかしいですよ。


俺の場合、ラインのテストをすることが多いので、どれが標準ってのは
わからないというか、決めてません。
各種リールに使うラインの種類だけでも、3種類。太さについては、
スピニング>2lb〜10lb(0.5号から2.5号)
ベイト >8lb〜30lb(2号から7号ぐらい?)
こんな感じかな?それぞれが使うルアー、仕掛けによって太さを変える
ので、自分が出したセッティングってのがある。
それも水中でのラインの状態を考慮した上で、自分が一番アタリを
感じやすいセッティングになる方向にしてある。
逆に、場所、カバーの状況によっては、ラインが直線にならないような
セッティングにすることもある。こういう時は、目でアタリを取る。
同じ場所で、同じ状態の魚だけを釣るんだったら、ひとつのセッティング
で問題ないんだろうけど、ひとつの場所で延々釣るなんてイヤだからね。


これで初心者とか素人さんにわかってもらえるんだろうか?
ちょっと難しいかもしれないな。
あなた自身のセッティング、いかがでしょうか?