青木10段

Crazy From the HeatDAVID LEE ROTH/CRAZY FROM THE HEAT
ある意味、俺はビッグベイターでもある。釣りの時の話ね。ヒマな時はビッグベイトって呼ばれるルアーも投げます。でもその時には、タックルもビッグベイト用なので、タックル的には普通サイズになる。テキサスとかラバジで釣る時には、その時に巻いてるラインをそのまま使う。標準のタックルだとだいたい16〜20lbってのを使うかも。おかっぱりでね。25lbを使うこともあるけど、それはビッグベイト流れでそのまま使うってことになるな。ヒシやハスなんかのカヴァーでは、バスタックルで釣るよりもライギョタックルで釣る。だってナイロンラインだと擦れて切れちゃうじゃん。そんな時にはライギョタックルで行く。ロッドとルアーのバランスは大事なように見えるかもしれないけど、やってみればわかるんだけど、ルアーにいろんな演出を入れるとき、ロッドでアクションさせる時、ラインが細いのと太いのとではどっちが動かしやすいかな?常識的に細い方だって言われるけど、同じ力で引っ張ると細いラインは伸びが出るけど、太いラインだと伸びが出ないから、太いラインの方がルアーをより動かせるんだよね。それに気づかせられたから、ある時期から20lbでも使えるってのに気づいた。それまでは3/4オンスのスピナベも14lbでやってたんだよね。でも、細いラインを使う状況だってあるんだよね。もっとクランクベイトを潜らせたいとかって時には、ベイトリールでも10lbまで細くすることもある。ラインの抵抗を考えたらそこまでやることもある。でもなかなかそんな釣り場ってないんだよね。だから16〜20lbで十分使える。太いからっていいわけじゃない。太いラインにも当然だけど、デメリットもある。そんなことも知らないで、ラインは太い方がいい!なんて思ってる人がいるのは、見てておもしろいです。自分の釣りスタイルに合ってるって考えかもしれないけど、たまには自分のスタイルとは違うってこともやってみないと、新しい発見もないし、何より自分のスタイルは大きく前進しないよ。やらないってのは、出来ないからじゃなくて、出来るからやらなくてもいいってしておかないとね。